はじめに
このチュートリアルでは、SHIFT_JISやEUC_JPでできているサイトをUTF-8へと変換します。SHIFT_JISやEUC_JPで作られたサイトをUTF-8へと変換する一番のメリットは、スマートフォンなどで文字化けが起こりにくいことにあります。詳しい理由はQ&Aに記載しているので、こちらでは省きますが、SHIFT_JISやEUC_JPは時代と共に少なくなってきているので、閲覧者のことも考え、当サイトはUTF-8に移行することを推奨します。
UTF-8へとエンコード
文字コード変換を行う前に、現在あなたのサイトがどの文字コードを使用しているか、知っている必要があります。知らない方は下の文字コードの確認をご確認ください。文字コードの確認
文字コードの確認は数秒でできます。まず、あなたのサイトへ行き、Windowsの方はキーボードのCTRLとUを同時に押してください。マックをお使いの方は⌘とUを同時に押してください。すると別タブか別窓が開き、英語で書かれた『ソースコード』と呼ばれる物が表示されます。ソースコードはサイト全て違うので、完全に照らし合わせるのは無理ですが<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN"
"http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">
<html lang="ja">
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS">
<link rel="shortcut icon" href="favicon.ico">
<link rel="stylesheet" href="style.css" type="text/css" />
<title>トップ</title>
</head>
と似たような物が表示されるはずです。ここで『charset』という文字列を探します。サイトの作りによって、表示されている場所は異なりますが、大抵は上部の方に表示されています。↑の例では
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS">
の行にcharasetがありました。その横を見るとShift_JISと表示されており、こちらがサイトの文字コードとなります。ちなみに文字コードがEUC_JPの場合は
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=EUC_JP">
になります。これで、あなたのサイトが使用してる文字コードが判明致しました。このまま、下の1番へとお進みください。なお新しいサイトの場合、上の物が短縮されて『<meta charset="Shift_JIS">』と表示されているときがあります。こちらも同様、文字コードはShift_JISになりますので、ご注意ください。